☆ガン患者の心の段階(ステージ)☆
ガンには,その進行段階(ステージ)でT期からW期まであるが
ガン患者の心にもT期からW期の段階がある.
T期 疑いの段階
自分に宣告されたガンを信じることができず,
診断する医師を変えたり,他の病気ではないかと疑う.
U期 責めや自虐の段階
こうなったのは酒を飲んだからだと自分を責めたり
食生活に影響を与えた家族を責めたり
ストレスを与えたと,会社を恨んだりする.
V期 神様との取引の段階
もう×××はしないから,元のカラダに戻して欲しいと
神仏に訴える段階.
急に善人になったりする.
W期 受容・共生の段階
この段階でガンを自分の内面に受け入れることができる.
ガンを完治するすることを治療の最終と考えず
ガンとの共生も含めて受け入れる段階.
多くの場合,このころは人格者となっている.
この段階に至らずに死を迎える人も多いが,
闘病記を書く人間はこの段階をマスターしていると思われる.
前向きに受容した人は,悟りを開いた境地になる.
完治して生還した人は『死生観』を持ち,成功することが多い.
----
☆完治はたった一つのゴールか☆
くうちゃんが白血病と診断された.
くうちゃんはそのことを栗戸理花サイトのBBSで,
告知してるのだが,
それに対して,かわぐちながふみ氏がこんなことを書いていた.
僕は名言だと思う.
(かわぐちさんのカキコの内容には,前々からインテリジェンスを感じていた)
>かわぐちながふみ - 2004/08/30(Mon) 02:52 No.8074
>今は『完治だけがたった1つのゴール』という考え方ではなく、
>『比較的普通の社会生活が出来る程度に病気の進行を押さえ続け、
>病気と共生していく』という考え方もあります。
>決して“あきらめ”ではなく、そう考えるようになってきているのです。
>詳細が判りませんし、もちろん私は専門家でもありませんが、
>身近に患者がいる者として言えるのは
>『完治しない=もうダメ』という考え方は間違いです、というコト。
>くぅちゃんが動けば状況は変わるよ!
くうちゃんがんばれ!
----
☆さぁ,どっちがいいんだろう?☆
日本人の死因のうち,
・ガンが30%強
・心筋梗塞が15%強
・脳卒中が15%弱
を占める.
死因ということは,かかる場合はこの倍くらいいるということだ.
ってことはほぼ120%(笑)
多くの場合,ガン患者には死に至るまで時間がある.
むろん完治しても同じことだ.
だから
・家に隠してあったエッチ本を処分したり^^;;
・親しい人への挨拶などの時間がある
かもしれない.
そのかわり
・ガンとどう向き合うかの心の悩みや葛藤がある>_<
心筋梗塞や脳卒中は,意識を失ったりで発生から死までの時間が少ない.
(いわゆるポックリするか,無意識か)
だから,
・死後,やばいものが発見されて恥ずかしい思いをしたり^^;;
・言いたいことを言えないで死を迎える
可能性が高いが,そのかわり,
・病気そのものに対しての葛藤の時間は少ないだろう.
んじゃぁ,どっちがいいんだ?(笑)
----
☆ベコリンさんもがんばれ!☆
ベコリンさんも郷里の北海道で闘病中だ.
僕も応援します.
泣いてもわめいてもかっこ悪くてもいいからがんばってください.