あなたはどうやって僕と知り合ったのか? 
神様・仏様・池田大作先生のお導きか? 

確かに世の中は狭いと思うことが多々ある. 
以前にもちょっと書いた. 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=365425189&owner_id=132783 

ある知人がコッチからでもアッチからでも繋がることがある. 
知り合うべきして知り合った感覚は尊い. 

要するに【ご縁】ってことなんだろうか? 
たしかに縁(えん,ゆかり)を感じる場合がある. 

でも,運命やら偶然に帰結させちゃうと,ちょっと進歩がない気がする. 

どこか東洋的っていうか,仏教的な気もするが, 
そもそも教義がわかんないんで,さおちゃんに今度聞いてみようっと^^ 

【ソウルメイト】 
輪廻転生を繰り返すにあたっては, 
数人のソウルメイトといろいろな役割を交換しながら修行すると言う説. 

生前では親子だったり,知人だったり,師弟だったりと 
お互いの役どころががあるらしい. 

仏教よりさらにオカルトっぽいが, 
生まれ変わりがあるということを科学的に伝えようとし, 
実際論文まで書いちゃって物議になった福島大学の飯田史彦著の 
『生きがいの創造』は面白く,僕は彼の講演を聴きに行ったし(笑) 
保険顧客が死亡した場合,ご遺族にはこの本を差し上げたこともある. 

【シンクロニティ】とはどう関係するんだろう? 
【101匹めのサル現象】もその類だろうか? 
まず人間の潜在意識って本当に底のところで繋がっているんだろうか? 
なぜ同時期にまさにシンクロして同じようなことがバラバラに起きるのか? 

あなたがトイレに行くのなら僕も・・・とは違うのか? 

こうなると複雑系とか非線形科学とかカオス理論とか 
ゲームの理論とかやっぱかじらないとわかんないのかもしれないなぁ. 
クク〜っT_T 

【スモールワールド】 
今,旬なのはこれかな. 

たった6人の介在者で我々は全世界の人々と繋がっているという考え方. 
100人の知り合いがいれば,その一人一人に100人の知り合いがいて, 
6回掛け合わせれば,全世界人口をカバーする. 
(むろん重複もある) 

コンピュータやエイズのウイルス感染拡大,ハリー・ポッターのヒットなど文化の流行 
情報ネットワーク,人間関係・・・ 
いろいろな出来事の背後には『スモールワールド現象』があるのだと. 
(アマゾンの解説を丸写し) 

6人の介在者とは,6人のポンビキみたいなもんか(笑) 
『カワイイコお願いします』といえば全部揃っちゃうみたいな... 
あるいは20代くら遡れば皆同じ祖先にたどり着くってのと 
感覚は近いかもしれない. 

これがフィールドワーク(社会学)なのか統計学なのかよくわかんないが 
数字やら統計やら確率で説明されれば, 
これが縁の実体だったと納得せざるを得ないしなぁ. 
 
とはいえ,この理屈には先進国の奢りのような強引さも感じる. 
世界中の人といっても, 
パレスチナ難民とかチベットやネパールの仙人さんとかは 
ちょっと無理っぽいし. 

偶然であった女性を『運命だ,セックスしようぜ』と口説いても, 
【スモールワールド】理論で反論されたらロマンスにならんだろう. 
『あなたと会ったのは運命ではなくどこかに介在者がいたから』だと. 

アルルの男・ひろし君がブログで紹介していたが 
確かに広告関係では受けそうな本だ. 
ただ,広告営業の人間が本気で読み込んでいるかは別だけどネ. 
http://amesei.exblog.jp/d2007-04-27 
アルルの男・ひろしさんの文はサスガの出来具合. 
もうすこし簡単に書いて欲しいけど^^ 

マスコミ(TV,新聞,雑誌,書籍)や 
通信手段の進歩と多様化(手紙 電報 電話・ファックス 携帯・・・), 
そしてコンピュータとそのネットワークの増殖がなければ 
【スモールワールド】は実現しない. 
やっぱ現代の産物なんだろうね. 

そういえば『複雑ネットワークとは何か』のタスキにはこう書いてある. 
『友達の元カレは私の元カレだった』 
イマドキだと複雑系はこういう説明するんですか(笑) 
確かに言い当てているけどね. 

3.僕のマイミクは80名. 
フシダラ志向の割に男女の割合はだいたい半々(笑) 
こんなはずじゃなかったのに^^;; 

僕の同年代はほとんどおらず,学生など若年層が多いのは 
SNSがイマドキなんで仕方がない. 
 
mixiで僕の冗長な日記をご覧頂いてなんかすんませんネェ(w 
あるいは僕とのつながりはアナタにとっての『人脈』なんだろうか? 

あなたにとって僕は何ですか? 
暇つぶしのエロネタだろうか? 
癌患者の末路がみたいのかw? 
イヤ,そこまで突き詰めてはいかん. 
もっと軽くしなくちゃな...  

だからと言って, 
どこの誰ともわかんないヤツと当り障りのない話題で盛り上がって 
多くのレスもらって心が通い合ってるとカン違いし 
寂しい心が満たされるって虚しくないかなぁ. 

ネットでアイドルキャラを創造し,そこに居場所を見つけて 
妄想の対象になってネットアイドルになるのも楽しいかも. 
本名だけの女の子に戻った時は,さぞかし虚しいと思うんだが違うかな. 

ネットでお友達ゴッコやってる連中は本当にウザイ. 
が,実際に友達の友達は友達ではない. 
イイヒト探しで人間は幸福になれるものだろうか. 

たかだか名刺を交換したぐらいで,あるいは電話でお話したぐらいで 
その人を人脈にしちゃってイイのだろうか? 
それをやったら萩原博茂と同じになる. 
そこまで落ちぶれたくはない. 

4.ってことで休憩に入ります♪ 
なんだか疲れちゃった... 
ふーっ・・・ 

ごろ寝しちゃおうっと^^ 

後でこの一文消すかも.
「縁」というのは、仏教では基本的には認識論です。 
具には「縁起」ですが、語義どおり「縁りて起こる」こと。 
つまり、物事には全て原因があり、それに伴う結果がある、 
というのが、初期仏教から終始変わらぬ仏教の認識論になります。 

ただ、仏教は宗教ですから、 

1.現実はこのようである、という事実の提示 

と、 

2.そこで救われるにはどうすればいいか、という方法論の教示 

しか致しませんので、「何故そうなのか」、「どういう仕組みでそうなのか」を答えません。其の辺りは、科学主義とは全く相容れないところでしょうねえ。 

「シンクロニシティー」ってのはたしかにスピリチュアル系の 
ヒトタチに使い古されてしまった言葉ですが、ユング自身の 
著作にあたってみると、実は西洋哲学史の伝統を踏まえた、 
非常にスリリングな議論なんですよ。 

"Synchronizit?t, Akausalit?t und Okkultismus" という著作があるのですが、タイトルに示されているように、問題になっているのは「非因果的連関」です。因果論に終始する仏教とは真逆の話をしているように見えますが、深層意識の実体として阿頼耶識を導入した唯識論との関連で考えてみると、色々と整合するところがあってオモシロイ。邦訳は無かったかも知れないんで、いつか正面から論じてみたいものです。 

>人間の潜在意識って本当に底のところで繋がっているんだろうか? 

心理の臨床家や、宗教的行の実践者の立場からすると、 
そう考えたほうが説明のつき易いことが多いのは事実です。 
いずれにせよ、「証明」は原理的に困難を含むことですから、 
私はとりあえずそのように思ってますよ。そう考えたほうが、 
色々とオモシロイので。。。 

2007年04月30日
11:40
 		カトパパ 

★さお先生^^ 
nomadさんを紹介したいただいたのも【縁】ですねぇ(笑) 
加藤→インターネット→長尾→福原→さお→nomad 
なぜか津村喬にも繋がっていたし. 

僕は理路整然と説明できないことでも, 
とりあえずは面白ければいいとか,納得できればいいって思ってるんだけど, 
こういう学際領域っていうのか,オカルトと学問の入相領域って,どう扱って良いのかわかんなくなるんですよ. 

ただ面白くないと研究したってつまんないからさぁ, 
その先にあるモノに対する興味が尽きません^^ 

阿頼耶識をさっきwikiで見てました. 
なるほど... 

さおちゃんありがとう. 
今度会った時にいろいろ教えてネ^^

2.一度死んだ人間は,人々の記憶から消えたときにもう一度死ぬ. 
記憶されていれば,記憶の中で生き続けられるとなれば, 
どうしても忘れて欲しくないなら, 
他人の善意に期待しないで記憶に残るには, 
記録にこだわるしかあるまい. 

祖先を大事にという宗教は,もしかしたら, 
『記憶から抹殺』を恐れてはじまったんじゃないのかな. 
 
それがイヤなら何か成果物は残さねばならん. 

@グーグルの検索結果で上位に来なければ存在しないのと同じ. 
A近況がわからない知人はいないのと変わらず. 
B忘れられた芸能人は,まだ記録媒体にかすかに生きているが, 
C作品を出さない創作者は初めからいなかった. 
Dとなれば,近況もわからず創作もしない創作者は 
 初めからいなかったのか. 

生きているのに他者から関心をもたれていないと言うのは 
そもそも生物としての死を迎える前に, 
他者から社会的に殺されている. 

となれば,死は怖いものであるから, 
mixiでお友達ゴッコしながら生きながらえるのも 
無理からぬことかもしれない♪ 
ご先祖の供養まで待てなくて今の自分を供養しているんだ. 
ウン,そうに違いない(笑) 

ガンバレ! mixiにいっぱい生息している孤独ちゃん♪ 
励ましあってコメント付け合ってコンビニ弁当食って 
オレの本も買えヨ(笑)  

3.結婚披露宴が感動的なのは, 
自分のために人が都合をつけて集まってくるからだし, 
自分が主役であるし, 
そういう機会は通常,結婚披露宴と葬式しかなく, 
葬式に,自分は無言で参列するしかない(笑) 

となれば, 
ホームパーティでも開いてみると興味深いことが起きる. 
  
お友達と思っている人たちを招待した時, 
・必ず行きますといってくれるA分類の友人. 
・行けたら行くよと言うB分類の友人. 
・近くになってみないとわからないとぬかすC分類の友人w 

C分類の友人は招待者への優先順位が低いですよと 
公言しているのと同じなので 
その友人達の記憶に生き残るのは困難だろう. 
実利的人脈から外すに限る(笑) 

友人を値踏みするのもまた一興か(笑) 

イベントを主催する人たちの偉さは,こうしたリスクをとっていることだなぁ. 
彼らの人脈はある意味精度が高いはずだ. 

他人の評価を気にしないという人間はいないと思うが 
占いやなんとか判断で知るうちはまだかわいい. 
知人や他人から本当はどう思われているかを知るのは怖いことに違いないネ. 

 
4.朝から書いてる駄文が暗くてすみません・・・ 
こんなこと考えるから友達がいないんだな,オレww 
今日は酒でも飲むかなぁ(笑) 

さて,著書と著者は運命を共にせず. 

明るくね! 明るく! 
カトパパを見捨てちゃイヤン♪

1.SNSのGREEって, 
GREETING(挨拶)から名前を取ったのかと思ったけど, 
6の数字が印象的な『スモールワールド・ネットワーク』の原題 
"SIX DEGREES"から取ったのだろうか? 

6人のマイミク(とGREEじゃ言わないが)をたどって行けば 
全員とお友達になれるということか. 

断言するが壮大な勘違いだww 

"SIX DEGREES"を"SEX DEGREES"と読み間違えたのは僕です^^;; 
ハイ,煩悩の固まりです. 
セックスに学位(DEGREE)があると勘違いするのは楽しい. 

はかせ郷 いや 博士号を取っちゃうぜ☆ 

皆さん GREEはやってるの? 
僕は http://gree.jp/katopapa/ だけど放置プレイ. 
 
2.このスモールワールドの考えは, 
表向きは人脈とか縁の実体を解き明かしたものだが, 
裏読みすれば世論捜査とか民衆支配の手段になる考えだ. 

どこまで選対が意識しているかわかんないが, 
先日の選挙にも応用可能(のはず) 

ある意味『見えざる6人』によって,我々は諸関係を築かれている. 

身近に感じる芸能人やニュースのコメンテータは, 
僕には赤の他人だけど,親しげに僕に価値観やら行動を提案してくる. 

目にする6人の介在者より, 
もっと親しげな赤の他人のもたらす情報の方が多いぜ. 

3.それにしてもコロンビア大学で教鞭をとるダンカン・ワッツ氏の経歴が, 
コロンビア大学のサイトに出ているし, 
http://www.sociology.columbia.edu/fac-bios/watts/faculty.html 
メアドも公開されている. 

djw24@columbia.edu 

当然といえば当然だが,彼にE-mailすれば僕は彼と繋がるかも知れない. 
仮に僕がワッツ氏に繋がれば,僕のマイミク全員が彼に繋がり 
6人いれば全世界の人間に繋がるという介在者のひとりに僕はなれる. 

ひえーっ! 
インターネットの双方向性はすげー. 
むろん勇気がなくてやってない(笑) 


僕はこのコロンビア大学ってコロンビア州にあるもんだと 
思い込んでいた. 
NYにあるんだね(笑) 

映画の『イチゴ白書』で舞台になったし, 
宇多田ヒカルの母校でも知られるが, 
野村沙千代さんに聞けばよかったのかww 


4.突き詰めれば,何で赤の他人と自分が繋がっているかと考える行為は, 
要するに, 
人間は自分自身に興味をもつことを永久にやめられないであろう・・・ 
ということに行き当たるんじゃないかと. 

自分自身に対して狂信的になると人脈やら人生に対する考察は 
いかようにでも見える世界観なんだな. 

そうかぁ... 
その先は『ゲーデル・エッシャー・バッハ』か. 
(ハイ,考えが突飛ですが数年ぶりに思い出した) 

『ゲーデル・エッシャー・バッハ』が出版されたのは, 
1985年なので今年で22年経過. 
著者はダグラス・リチャード・ホフスタッター. 
 
数学者のゲーデル・騙し絵で知られるエッシャー・音楽家のバッハを繋いで 
1980年ピュリツアー賞を受賞した部厚い本だけど, 
当初は,何言ってるんだかわかんないまでもすごそうな本って印象だったが 
今となってみると,ややわかる気がする. 

あくまでもややだけど. 

彼が興味を寄せたという人工知能(AI)の研究も 
別にAIが実現するかどうかじゃなくてさ, 
人間の考え・思考がどう働いているのかを考えるのに, 
都合が良かったということじゃないかな. 

じゃぁ,一時流行してたAIは今どうなってるんだろう? 
言語で言えばLispとか・・・ 
IF文の羅列ってことはないんだろうか? 
誰か教えてね. 

『2010年宇宙の旅』で,HAL9000が捕らえられたのは 
ホフスタッター・メビウス・ループだがきっと名前は彼の名前に由来している. 

そしてHALの名前は, 
大手コンピュータで有名なIBMの文字を 
一文字左(←)にずらして名づけた. 
H←I 
A←B 
L←M 

これにはデマって話もあるんでまぁ適当におもしろがればいい(笑) 

ウチのネコのハルちゃんの名前はこれと全く関係ない. 
そんな小賢しい事しなくてもハルタンは十分かわいいんですよ♪^^V 

4.このダグラス・ホフスタッターの教え子のひとりがデビッド・ジョン・チャーマーズ. 
元々数学者だったけど, 
『クオリア』とか『心のハードプロブレム』とかを提唱し, 
心の学者になった. 

僕はクオリアって 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=396966795&owner_id=132783 
の前半で書いたような『化学反応ではない感覚』だと思っている. 

まぁ,どうでもいいか^^;; 

茂木健一郎はこのチャマーズの影響を受けたと言われているが 
(彼のブログがクオリア日記となっているから明確だろう) 
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2007/01/post_cbb7.html 
茂木はアッチコッチで評判が悪いネ. 

弾さんにもこう言われているがもっともだ. 
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50814425.html 
>これを見ると、本当に茂木は研究者なのか、 
>単なる研究紹介者なのではないかという悪寒がしてならない。 

立花隆もインターネットに関しての文章が無茶苦茶になっちゃって 
憐憫(れんびん)の情が湧き上がるのを禁じえないが 
同じ道を歩んでおられるのかもしれない. 

5.ってことで現実逃避はこのくらいにしてちょっと休憩します. 

酒飲みたい!

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2007年04月29日
18:25
 		カトパパ 

【追記】 
そういえばこのスモール・ワールドという理屈を歓迎するのは 
アムウエイやニュースキンなどのネットワークビジネスだったな. 
忘れるところだった^^;; 

MLM(マルチ・レベル・マーケティング)とか言って, 
オッチョコチョイが安易に走って目の色が変わって友人を失い, 
結局いつのまにか活動は止めちゃうんだが 
恥を知ってか反省の弁を語らずってイメージがある. 

こういうビジネスを否定はしないが, 
このネットワーク・ビジネスにおける成功については懐疑的だ. 
(僕はニュースキンの整髪料を使っているんだけどネ^^) 

とにもかくにもアムウエイ信奉者はこのスモール・ワールド人脈法に大きな関心を寄せているに違いない. 
あんまし賞賛するのも考え物だな・・・・ 
(創価学会もそうかな?) 

ふーっ^^;;;;; 



2007年04月29日
18:32
 		カトパパ 

【追記】 
それと民主党の前田雄吉氏が↑のネットワークビジネスの正当性を書いた本を出した. 
『次代を担うネットワークビジネス』 

出版自体は自由だが,党として大丈夫なのだろうか? 

恐らくは組織票(?)でアマゾンで売上TOP! 
なんだかなぁ...www 

>現職国会議員、前田雄吉が、ネットワークビジネスへの 
>「無知・無理解・誤解・偏見・勘違い」を正すために、 
>真っ向から挑む! 
>国会議員から全てのディストリビューターへの応援歌! 

そうか,彼は参議院選挙で全国区に出てもいいかもしれない(笑) 
そういう作戦?

1.昨日,明日香出版・編集者の逆井理江タンと打ち合わせ. 
目次全体と1章だけ書いたのを見てもらった. 

誉められちゃった^^;; 
デヘデヘデヘっ・・・ 

中味は平凡で奇をてらった内容ではないのだが 
類書にあるような【運命の出会い論】や【縁を大事に】という 
落しどころに興味が全く湧かない^^;; 

んで今度の本の商品コンセプトは, 
最近ずっと考えている【スモールワールド】にした. 
【六次の隔たり】(Six Degrees of Separations)という理屈. 
世間は狭い(スモールワールド)のは, 
たった6人の人間が介在して世界中の人間と繋がっているという 
僕が78%くらい信じている考えから来ている. 
22%信じていないのは, 
あまりに自由に通信手段を使える先進国の奢りを感じるから. 

意外なんだがそもそも人脈本は少ないらしい(逆井談). 
そして【スモールワールド】から人脈を書いた本は, 
全くないらしいから僕もうれしい. 

しばらく自惚れさせてネ^^;; 
自惚れが自信になった時にモチベーション上がるんで♪ 

『上級の人脈術(仮題)』 
出版社:明日香出版 
価格:¥1430+税=¥1500(交渉中) 
販売:今年8月. 
原稿アップ:6月末. 
あと60日だ!!! 
目指せ国内20000部^^V 
(前作は韓国版も出たんだよ とプチ自慢^^) 

お茶しようとしたら偶然(シンクロニティ?) 
よっしーさんも合流. 

2.それにしても人の繋がりとは本当に興味深い. 
ゆるぎない事実として僕はあなたとこうして繋がっている. 

こんな実験もあった. 
>日本のあるバラエティ番組で、 
>「与那国島の日本最西端の地で最初に出会った人に 
>友人を紹介してもらい、 
>何人目で明石家さんまに辿り着くか」という企画が行われたことがある。 
>結果は7人であった。 

実はあなたは福島瑞穂社民党党首とも繋がっている. 
・あなた→加藤→海渡雄一(人権派弁護士・保険契約者) 
 →福島瑞穂(海渡氏のパートナー) 
だからだ. 

あるいはあなたは小沢一郎民主党党首とも繋がっている. 
・あなた→カトパパ→長妻昭衆議院議員→小沢一郎 

・あなた→カトパパ→りかさん→佐川一政氏(パリ人肉事件被告) 
って繋がりもあるし 
・あなた→カトパパ→よっしー→ナルチョ”こと鳴瀬喜博 
(カシオペアのベーシスト よっしーの小中学同級生) 
・あなた→カトパパ→某アダルトサイト運営会社 
 →某匿名投資組合管理者→堀江貴文氏 
って繋がりもある. 

でもさ,小沢一郎,佐川一政,鳴瀬喜博,ホリエモンは, 
まったく異なった領域でバラバラに活躍し 
おそらくお互いが繋がっていることを意識していない. 

それはたぶんあなたがそれを意識していないように. 

そして僕もまた本当は繋がっている繋がりを知らないで, 
いままで52年間生きてきた^^;; 

となれば,僕とあなたの【縁】は初めから潜在的にあったものなんだ. 
その繋がりが表面的に発生した時に【縁】を感じるに過ぎないんだろう. 
だから,【縁】を顕在化しないと【縁起】にはならないんだヨ,きっと! 
(やっとこの理屈で女性を口説ける気がしてきた!!!) 

3.運試しで,いや【縁起を担いで】, 
これから【スモールワールド】→"SIX DEGREES"で論文・著書を書いた 
コロンビア大学のダンカン・ワッツ氏にE-mailを出す. 
お返事来るかなぁ(笑) 

【6人の介在者】で世界中が繋がっているとすれば 
あなた→カトパパ→ダンカン・ワッツ氏も繋がる. 

世間をますます狭くするのは面白い. 
なお,言っておきますが,繋がったくらいで友達じゃないから! 
友達の友達が友達であるはずがない. 
そんなに僕は人間を愛していないヘソマガリだからヨロチク(笑)

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スモールワールドにとりつかれてこれで7本目か.
言い換えればサヨクとロックとクルリについて一考察.
なんか煮詰まってくると,
無駄なことにエネルギー使うようになる.
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世間は狭いというスモールワールド論は
広そうに見える世間も本当は狭いということだが,
僕自身はやはり狭い世界で生きてる.
つーか,自分は限られたところで生息し,
自分の立ち位置っていうか居場所というのは,けして広くない.
ロック,左翼,サブカル・・・
そのあたりがやっぱ生まれ故郷で生息可能で移動の範囲.
もう少し範囲を広げ,
仕事(保険売り)やコンピュータあたりまでくると,
もう少々知人が増えてくる気がするが,
そこでだけ知り合ったヒトは,
たぶん僕の事をそんなに知っていないだろう.
6人を介すれば世界中のヒトと繋がる(6次の隔たり SIX
DEGREES)
というが,最初の1次,2次あたりはまだしも,
3次以降だと知人という感覚さえなくなる・・・(笑)
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昨夜,くるりを書いていて思い出したんだが,
ソニック・ユースのジム・オルークはくるりとも活動して
アルバム『図鑑』をメンバーと共同プロデュースしたけど,
若松孝二監督の『実録・連合赤軍』にも関わっていた.
http://www.wakamatsukoji.org/top.html
ほほーっ!
左翼オタな僕にはたまらない.
連合赤軍の事件については,世間的に非難だらけで,
あんだけの連続のリンチ殺人をやったんだからそこに関しては
弁解の余地は無い.
内ゲバと連合赤軍事件は,左翼へのドンビキ決定打になったという意味でも
すげー象徴的な事件だが,単にバカなことしでかしましたねで
すまされない要素がある.
だから掘り下げて考えるとなかなか興味深い.
そんな中,意外なんだが作家・中村うさぎの分析がお見事で,
いやあまりに見事すぎて,僕はすっかり中村うさぎを見直してしまった.
(ちなみに同志社大学は中村うさぎもそうだが
加藤登紀子と獄中結婚し,今は亡き藤本敏夫氏(反帝全学連の委員長)も輩出している)
それまで僕は中村うさぎをただの買い物依存症で豊胸手術を施し,
デリヘル嬢経験までした変なモノカキくらいにしか思っていなかったからサ.
しかし,その鋭い彼女の洞察は記録としては無いんじゃないかと.
じゃぁ僕はそれをどうやって知ったかといえば
2004.07.06のロフトプラスワンでのトークショーだ.
あの時は赤軍派議長の塩見孝也氏や鈴木邦男氏など
そうそうたる面々がロフトに集結し,
早めに退散したのだが中村うさぎも出演していた.
むろん各人から興味深い話が聞けたのだった.
名前からわかるとおり連合赤軍とは京浜安保共闘と赤軍派という
ふたつの組織が合体したものなんだけど,
その優れた分析とは,父系社会と母系社会に見立てて分析したものだった.
ここに詳しく書くと,僕のボロがでるんで,
いつかどこかの雑誌で掲載されるか本になることを望んでいる.
もそっと詳しい内容は,
http://yukihirokato.com/k_hist2004g.htm の
2004.07.06 の日記をご覧いただければ幸いである.
なお,映画の『実録・連合赤軍』では
呼びかけ人として鈴木邦男(高校の大先輩)も加わっている.
中村うさぎの名前もあっていいとくらい思っていたが見当たらなかったのは残念だ.
----
その若松監督は『エンドレス・ワルツ』を製作した.
僕はこの映画を観ていない,
だが,観たくて観たくてたまらない.
アマゾンで検索したがDVDはないみたいで(ビデオはあるみたい)
中古で見つけたら買わなくちゃなぁ.
狂気と退廃の映画に違いない.
この映画は,
フリージャズのサックスプレーヤーの阿部薫(天才だってさ)と
小説家の鈴木いづみの尋常ではない愛情を描いた映画だ.
ちゃこちゃんが確か好きだったな,鈴木いづみ.
鈴木いづみは元バレリーナの広田玲央名(レオナ)が演じていて
阿部薫役は小説家になっちゃった町田康がやっている.
本当はパンクロッカーの町田町蔵としてやって欲しかった.
(相楽晴子,
佐野史郎もでているらしい.)
阿部のことを自分の自殺寸前まで憎んでいたっていう鈴木いづみ.
このふたりの狂気のエピソードは多々あるんだが,
たぶん映画もそれらを基にしているんだろうと推察.
安易な言い方だが,
・狂気ってかっこいい.
・カッコよくて怖い.
・怖いけど惹かれる.
・惹かれて持ち場を離れようとすると,
 安全地帯に留まろうとする自分の小心ぶりに嫌悪感を覚える.
・だから足が臭くフシダラになる^^
 ヒトがもつ最小限の狂気の場はやはりセックスではないかと
 思えるから.
僕はいつもその繰り返し(↑セックス以外ね)・・・
また,鈴木いづみの本のタイトル『ハートに火をつけて!
だれが消す』は
モロにドアーズの影響だろう!
(ハートに火をつけて)
----
そのドアーズに影響を受けて,
寺山修司の演劇の世界から音楽に転身したのは灰野敬二だ.
今は60歳近いんじゃないか?
そしてこの映画に灰野敬二が出演している.
しかも本人が本人役で(笑)
灰野敬二は東京ロッカー全盛の頃(80年代から90年になけて),
不失者というユニットで,法政大学のロックスオフで観た記憶がある.
横浜国立大学の深夜コンサートにも出てたなぁ.
ゼルダやEDPSやスターリンや非常階段や吉野大作なんかと
共演が多かったっけ.
灰野敬二の風貌は全身黒ずくめ.
黒いサングラス.
髪の毛が腰まであってパッツンの前髪.
やっぱ異様(笑)
前述のソニック・ユースのジム・オルークは灰野敬二のファンであり
彼とも交流があると聞いている.
(実際ジムは現在日本に住んでいる.元メガデスのマーティ・フリードマンみたい^^)
これでイントロに戻ったね!
やっぱ人脈は一巡する.
クルリだ(笑)
----
ロック界で,男性ミュージシャンの女性遍歴に嫉妬を感じてしまうこともあるが,
不思議と見事な調和と狂気を持ち合わせたカップルも多い.
ピッタシのふたりを知るのもそれはそれでいいもんだ.
前述の阿部薫と鈴木いづみもむろんスゴイんだが,
スチュアート・サトクリフ&アストリッド・キルヒヘル(ビートルズ)
シド・ヴィシャス&ナンシー・スパンゲン(セックスピストルズ)なんだろうか.
カート&コートニー(ニルバーナ)か?
あたりがそうかなぁ.
ピッタシはいいけど,そういえばオトコ全員が若くして死んでいる(笑)
やべーなぁ...
『バックビート』という映画ではこのスチュアート&アストリッドが描かれている.
たしか白黒画像だったと記憶するがどうだっけ?
スチュアート・サトクリフは初期のビートルズのメンバーでベース担当.元々は画家志望.ビートルズ加入前は楽器経験が無い^^
そういえば映画でのサントラバンドのメンバーは
>デイヴ・パーナー Dave
Pirner(ソウル・アサイラム)、ボーカル
>グレッグ・デュリ Greg
Dulli(アフガン・ウィッグス)、ボーカル
>サーストン・ムーア Thurston
Moore(ソニック・ユース)、ギター
>ドン・フレミング Don
Fleming(ガムボール)、ギター
>マイク・ミルズ Mike
Mills(R.E.M.)、ベース
>デイヴ・グロール Dave
Grohl(ニルヴァーナ/フー・ファイターズ)、ドラム
(出典はwiki)
なので興味深いでしょ!
前述のソニック・ユースとニルバーナとREMですよ!
また,ビートルズのリボルバーのジャケはクラウス・フォアマンによるが,
彼こそアストリッドの元カレだ.
彼はサトクリフの元に去っていったアストリットを間近に見ていたはずだ.
どんな気持ちだったかT_T
初期ビートルズのマッシュルームカットもアストリッドの発案.
サトクリフは画家として才能があった.
奨学金も得て,絵の勉強に専念するため正式にビートルズを脱退した.
その後のビートルズの栄光を考えればもったいない気もするが,
そのためにギター担当のポール・マッカートニーがベースに変わったのはファンには有名な話.
それにしてもサトクリフが脳出血で21歳の若さで死んだのは,
なんぼなんでも早すぎる.
生命保険に入っていたとは思えないし^^
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思いつくまま駄文をしたためたが,
こうやって書いてみると,ロック界はやはりスモールワールドだということがよくわかる気がする.
僕はロック界には居場所が無いけれど,
いづみタン,アストリッドタン,ナンシータン,コートニータン
は常に募集中♪♪♪♪♪
ただし黒パンツを置いていったり僕を殺さしたりはしないでネ.
ただでさえ抗癌剤服用でだるいし,血は吐くしで性欲過多で寿命が怪しいんだから,
早く遺作(?)を書き上げないとヤバイ(笑)
つーか,こういうロック話の原稿依頼,どこからか来ないかなぁ・・・
写真左は 若松監督
写真中は シド&ナンシー カートコベイン サトクリフとアストリッド
写真右は ロフトでの鈴木邦男 元連合赤軍の植垣氏 中村うさぎ
 鈴木いづみ本の表紙
カートコベインは表情が逝っちゃっているっていうかローリーにも似ている^^;;
いつも長い日記に付き合ってくれてありがd. ↓ 自分用のメモなんで気にしないでください.
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